2012年1月20日金曜日

一見さんお断り

そんなお店が名古屋にもあるらしい。

知り合いに連れて行ってもらった。
住宅街の中にあり、看板も何も出ていない。
こりゃ一見も何も、紹介がなくちゃお店にたどり着くことが出来ない。

お店選びから予約から全部アレンジしてくれた知人に感謝。
どうもありがとうございました。

ドアを開けると、壁がドーン。
えーと・・・ドアを開けたんですけど・・・壁ですか??
忍者屋敷のようだ。
その壁をエイヤッ!と押すと、うなぎの寝床のような空間が開ける。

店内はカウンターのみ。
足元には湯たんぽが置いてあって、冷えないよう配慮が。
こういうのって良いんじゃなーい?

そしてお品書きに金額表示なし。
ウヘェ、怖いよう。

この中から適当に作ってもらい、日本酒と共に舌鼓を打つ。
うん、ここ渋くて良いね。
そんでもって美味すぃねー!

「寒干し大根と揚げと芹の煮びたし」なんて出てきちゃったら、
大将ににじり寄ってレシピを訊いてしまうよ?

いや、そんな気軽に作り方を訊いちゃうなんて無礼者!と思われるかもしれんが。
だって自宅にあるんだもの。
飛騨に行った際、寒干し大根買っちゃったんだもん。
使い方もわからず、見た目の雰囲気だけで買っちゃったんだもん。

「ヘイ、大将。
この寒干し大根なのですが、実は自宅にもあるのです。
ただ問題は、扱い方も分からないのに勢いだけで買ってしまったことです。
このままでは寒干し大根が忍びなく、ここは無礼を承知でお尋ねいたします。
これはどのように調理したらよろしいのでしょうか。ははあ(平伏)」

すると大将は、思ったよりも気さくにお答えくださった。
「うむ。
ぬるま湯で戻し、ぎゅーっと水けをよく切ってから炊くとよかろう」
へへぇ、ありがとうございますだ。

〆に選んだのは大根蕎麦。
これがもう。びっくりするくらい美味しかった。
大根おろしが乗っているのではなく、千切り大根が蕎麦のように入っているのだ。
蕎麦:大根=7:3の割合だそう。

気になるお会計は・・・ムフフ。
秘密でござる。

料理の写真は無粋に思われ、最後まで撮らずじまい。
こういうところは、これでいいのだ。